先週7/23(火)、第三回目となるGoogle Apps Script勉強会、通称「TokyoGAS」が
開催されました~。
その勉強会の内容を、備忘的に投稿します♪
以下、その場でメモ書きしたまんまで、しかもメモった自分が内容理解していないところも
多々あるので、分かりにくい箇所もあると思いますが、
そんな時は、直接話者さんにコンタクトすることもできますので、ご連絡ください♪
------------------------------------------------------------------------
■第一部 : nonIT女子の話
別記事にて、投稿予定!
■第二部 : 大橋さんの話
◇自己紹介:
・社会インフラ系大規模情報システム構築会社所属
・社内唯一のGAS開発者
・社内唯一のGAS開発者
◇GASの問題点
・Script EditorでしかGAS開発ができない
⇒バージョン管理ができない
例)一つ前のバージョンに戻したり・・・ができない
⇒違う言語ができない
⇒プログラムが大きくなると動きが重くなる
(要望)
・Githubが使いたい
・Coffee Scriptを使いたい
・テストしたい
・ローカルで開発したい(ネット接続が切断されちゃう・・・)
⇒これらを解決するのが、import/exportプロジェクト!
◇スクリプトエディタ以外でスクリプトを作る方法
・Export:
GASをjson形式でダウンロード
・Import:
GASをjsom形式でアップロード(新規作成・更新・削除が可能)
<注意>
・drive上で作成したGASのみ利用可
(container-bound script※1では不可)
※1 スプレッドシート、フォーム、サイト上などで作成したスクリプトのこと
・import/exportのみ
◇使い方
・Export
-ドライブ上からスクリプトを選択し、右クリック「ダウンロード」
-jsonでダウンロードを選択
・Import
-"gas-manager"というツールを使うと良い
◇gas-manager使用例
・Export
-コマンドプロンプトで「gas download」と入力すると、読めるファイル形式になる
・Import
-コマンドプロンプトで「gas upload」と入力すると、更新される
◇予告
・近日中に、一般人でも使いやすいツールが公開予定!?
◇nonIT女子の補足
・gas-managerについては、以下のURLを参考にすると、
分かる人は分かるらしい・・・・
https://npmjs.org/package/gas-manager
https://github.com/soundTricker/gas-manager
■第三部 : 山本さんの話
~Google Apps管理者が期待すること~
◇自己紹介
・金融情報配信会社
・社内ITチーム
・"100%Google"を目指している
◇普段の取り組みとGASへの期待
・100%googleとは、様々な場面でGoogleのパワーを活用したい!
(Google以外を使わない、という意味ではない)
⇒Powered by Google
・管理者の思い
-シンプルさほしい
-利用者に当事者意識を持ってもらう
・利用者への期待
-変化を否定しない
-楽することを否定しない
-とりあえずやってみることを否定しない
・Notesからの移行
-Google Appsの機能+Scriptでアプリ作成
-低コスト、シンプル、スピードUP
◇GASの利用例
1. e-learningもどき
:問題用紙⇒自動採点⇒結果通知⇒再テスト
2. シリアルナンバー申請フォーム
:シリアル申請者に自動シリアル配布
3. 会議室の予定一覧
:カレンダーから当日の予定を取得し、一覧化
:「Google Appsアカウント一覧」からメールアドレスをキーに、部署・内線番号を
引用
4. 人事情報一覧
:従業員の資格や写真をドライブに保持し、スクリプトでそのドライブIDを取得
5. 更新時間付き座席確認
:在席状況をスプレッドシートで管理し、更新日時を付与する
◇まとめ
・単なるIT管理・運用で終わらせない
・Tokyo GASに参加して、みんなで英気を養いましょう!
■第四部 : a2cさんの話
◇自己紹介
・3DCG、Python
・Google デベロッパー
・「Google Apps拡張ガイド」を共著
◇GoogleI/Oの報告
・GoogleApps Script活用範囲の拡大
-フォーム
-ドキュメント
-ドライブSDK
・フォーム編
-GASでフォームを作成できるようになる
例)複数の問題からランダムで作った問題用紙作成
フォーム選択項目に応じて、次の質問項目を変える
・Docs編
-DocsをGASで制御できるようになった
例)ドキュメントの階層化ができる
Docsのサイドバーに何か書ける
・ドライブSDK
-オーナーを替えたり共有設定を替えられる
◇デモ
1.ドングル(シリアルUSB)管理アプリ
:今どこにささっているかが分かる
:編集時、どのセルからどのセルにいつ移動したかが追える
2.OA情報メモ
:番組OA情報をメールするとき
:docの内容を選択すると、メールテンプレートに選択箇所を差し込みメール送信