以前、このブログにて「Googleサイトでできないこと」という記事の中で、
Googleサイト上では、”Browser.msgBox()”というメッセージボックスを表示させる関数は
使えない、ということを書きました。
それは間違いないのですが、いくらなんでもメッセージボックスが表示できないなんて、
不便すぎるーーー(´Д`。)!!と、ぼやいて色々と調べていましたら、
ダイアログボックスというものがあるらしい!!
と、いうことで、今日はこのダイアログボックスをGoogleサイト上で表示させるスクリプトを
作ってみます。
■参考元
今回主に参考にしたのは、以下のサイトです。
【Libro : 初心者のためのGoogle Apps Scriptプログラミング入門】
http://libro.tuyano.com/index3?id=650003&page=5
最近おなじみのサイトですね。
ブラウザにメニューバーを追加し、メニュークリック時にダイアログボックスを表示させる
スクリプトが紹介されています。
■手順・スクリプト
まず、今回もGoogleサイトから「サイトの管理」→「Appsスクリプト」を開き、
「新しいスクリプトを追加」します。
スクリプトエディタが開いたら、以下のスクリプトを記述し、「保存」します。
☆簡単コード解説☆
1~30行目 : UIサービスの起動
-GUIビルダーで作成したUIの呼び出し
-関連するfunctionの呼び出し
-ダイアログボックスの作成
32~39行目 : ボタンクリック時の処理を定義
41~48行目 : ダイアログボックス内のボタンをクリック時の処理を定義
-------------------------------------------------------------------
1~4行目 : 割愛 (決まり文句)
6行目 : function”myClickHandlerButton”を呼び出し
7行目 : function”myClickHandlerDialog”を呼び出し
9~16行目 : ダイアログボックスの枠組みを作成
(9行目) -createDialogBox(autoHideの可否,modalの可否)という
構文で、それぞれ次のような意味
autoHide…ダイアログボックスを複数表示する場合、
自動的に古いボックスを閉じる
modal…ダイアログボックス表示時に、それ以外の
部品(ボタン等)を使用不可状態にする
(10行目) -ダイアログボックスのID 設定
(11行目) -ダイアログボックスをドラッグで移動できるように設定
(12行目) -ダイアログボックス表示位置設定(上から○○px)
(13行目) - 同上 (左から○○px)
(14行目) -ダイアログボックスタイトルバーの表示設定
(15行目) -ダイアログボックスの大きさ設定(幅+高さ)
(16行目) -ダイアログボックスを非表示に設定
18~20行目 : パネルの作成(サイズ・表示する文字の設定)
22行目 : ボタン作成
23行目 : ボタンに、ボタンクリック時の処理を定義したfunctionを紐付け
24行目 : ボタンをパネルの中に配置するよう設定
26行目 : パネルをダイアログボックスの中に配置するよう設定
27~35行目 : 割愛 (決まり文句)
36行目 : ダイアログボックスを表示する設定
37~44行目 : 割愛 (決まり文句)
45行目 : ダイアログボックスを非表示にする設定
これで、スクリプトは完了!
スクリプトの説明が思いのほか長くなったので、
今日はここまで。
■予告編
明日は、今日の続きです☆
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