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2012年8月5日日曜日

参考文献探し

■参考書籍が少ない!
  Google Apps Scriptを学ぶにあたり、いきなり最初の難関は参考文献探し。
  まだ利用者数が少ないのか、新しい言語なのか、インターネットで検索しても
  なかなかヒットしません。

  そもそも名称からして、"Google Apps Script"?"Google Script"?"Apps Script"?
  近所の本屋さんをはしごして、参考書を探すが見当たらない・・・。
  Google本社のある渋谷にあるブックファーストならば!と出向いてやっと見つけたのが
  下記の2冊。

    ①Google Appsでつくる仕事便利ツール~Google Apps Scriptで実践構築~

                                                                                       有江 敬寛著    マイナビ





   ②Google Script:Enterprise Application Essentials    
                                                                               James  Ferreira著        O'REILLY
                                                             Adding Functionality to Your Google Apps
                       amazon URL →Google Script: Enterprise Application Essentials

  あと1冊くらい、まぁ使えるかな?という本があった気もしますが、
  とりあえずこの2冊を購入してみました。

■①「Google Appsでつくる仕事便利ツール」はこんな本

  ビギナー向きに、日本語でわかりやすく親切丁寧に書かれています。
  一つ一つのステップが図を用いて説明されていますので、ほぼ迷うことなく
  本に記載されている便利ツールを一通り作成することができます。

 
  主に、GoogleフォームとGoogle スプレッドシートを 駆使してGoogle Apps Scriptで
  プログラムを組んでいます。

  この本を読み終わった段階で、下記のようなことができるようになりました。
    ・Googleフォームの作成
    ・Googleスプレッドシート上にダイアログボックスの表示
    ・GoogleスプレッドシートからGmailへのメール送信
      (Googleフォームとの連携を含む)
    ・Google Apps Script発動のタイミング設定
    ・Googleカレンダーとの連携

  ☆素敵ポイント☆
    Google Apps Scriptの説明だけではなく、Googleフォームの使い方から、
    賢い活用術まで参考になります。

  ☆残念ポイント☆
    個人的には、Googleスプレッドシート上ではなく、Googleサイト上で
    Google Apps Scriptを使いたいのですが、Googleサイトでの使用方法については、
    ほとんど触れられていませんでした。


■②「Google Script:Enterprise Application Essentials」はこんな本

  
  IT業界ではお馴染みらしい、O’REILLYの動物の絵シリーズだそうです。
  英語で書かれている上、文字が多めなので、少しハードルが高いです。(私には。)

  情報量は多く、サンプルも「ワークフローの作り方」「オンラインショップの作り方」
  といった具合に、かなり実務的です。

  同じGoogle Apps Scriptを使ったプログラムでも、下記の3つの作り方があるという
  説明などは、個人的に参考になりました。
    ①Googleスプレッドシート上でプログラムを動かす方法
    ②Googleサイト上でガジェットとしてプログラムを動かす方法
    ③Webページでスタンドアローンでプログラムを動かす方法
  自分の目的に応じて上記①~③を使い分けるといいんだとか。

  ここまでの本の説明でも分かる通り、この本はWeb上でGoogle Apps Scriptを
  動かすことを前提とした内容が多いです。

  ☆素敵ポイント☆
    日本では試験運用中の"GUI Builder"を使った記述がありました。
    GUI Builderとは、自分で一からプログラミングしなくても、
    画面上に「ボタン」「テキストボックス」「リスト」などをピコっと配置して、
    Web画面を作ることができる機能のことのようです。
    (Visual Basicみたいな感じです。)
    直感的に画面を作ることができ、とーーーっても有難いです。
    
    また、APPENDIX(付録)には、「ボタン」「テキストボックス」などの、
    一般的によく使用するプログラムコードが一覧表示されています。

 
  ☆残念ポイント☆
    なんといっても、英語で書かれているということ・・・・。
    一応、TOEIC840点位でそこそこ英語は分かる方ですが、ちょっとしんどい。
    それと、もしかするとJava Script等をある程度理解している人向けに書かれている
    かもしれません。


■こんな本がほしい!

  本当は、下記のような本があればいいな~と思っています。
  
    ・Google Apps Scriptの構文(関数?)の逆引き辞典
    ・Googleサイト上でGoogle Apps Scriptを動かす方法が載っている日本語の本

  定期的に本屋さんをCheckして、いい本があればまた紹介しようと思います。
  (あるいは、お勧めの本があれば是非教えてください♪♪)

2 件のコメント:

  1. 本のご紹介、ありがとうございました。ブログ、がんばって下さいね。有江

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  2. ご訪問ありがとうございます!
    ブログ&Google Apps Scriptの方もチマチマ頑張ります。

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